今夏の参院選で日本共産党からの出馬を予定している医師、小池晃氏は、1998年に初当選。現在4期目で日本共産党書記局長を務め、今回も比例区からの出馬で5期目を狙う。参院選を前に医療政策、社会保障制度について思いを聞いた（2025年6月6日にインタビュー）。

政府は、社会保険料の未納や医療費の不払いがある外国人について、在留資格の更新や入国審査を厳しくすることを骨太の方針に盛り込み、閣議決定した。厳格化の方針について、m3.com医師会員に聞いたところ、開業医・勤務医ともに9割以上が「厳しくすべきだ」と回答し、圧倒的多数を占めた。医師からは「泣き寝入りすることがある」「万引きと同じだ」など、厳しい声が多く寄せられた。一方、不払いは外国人に限らないとして ...

杉崎 まず、Cox比例ハザードモデルを用いた解析では、TLRに対する比例ハザードの仮定が破綻していました。そのため、本研究では、時間依存性の問題に加えて、同一患者から複数の病変データが得られるというクラスター構造を考慮する必要があり、代替として一般化ロジスティック混合効果モデルを使用しました。

厚生労働省の「医療事故調査制度等の医療安全に係る検討会」の第1回会議が6月27日に開かれ、同省医政局長の森光敬子氏は「本検討会では、医療事故調査制度にとどまらず、医療安全に係る政策全般についてこれまでの取り組みを振り返った上で、現状と課題を整理して今後の対策について議論をお願いしたい」と挨拶した。今後、ヒアリングと議論を重ね、今年の秋までには一定の取りまとめを行う方針であり、それを踏まえて「速やか ...

医療機関の宿日直許可は働き方改革諸制度が施行される直前の2022年度、2023年度に激増（『宿日直許可5173件、2023年に前年の4倍弱まで急増』）し、基準通りなら時間外労働時間に算入しなくてもいい制度として多くの医療機関が取得している。だが、通常と同様の勤務状況であるとの報道も散見され、今回の調査でも主たる勤務先で宿日直に従事している勤務医の24.9％が「適合していない勤務が状態している」と回 ...

英国で在胎不当過大（LGA）が疑われる胎児を妊娠中の女性2893例を対象に、妊娠38週0-4日での早期陣痛誘発が肩甲難産のリスク低下と関連するかどうかを第III相非盲検無作為化比較試験で検討（Big Baby試験）。標準ケア群の肩甲難産発生率が予想を下回ったことを受けて、データモニタリング委員会の助言により、試験は目標の4000例に達する前に中止されている。

山形大学での研修医時代に教わった言葉は、現在も学生・研修医の指導の軸。そして、ある患者の言葉をきっかけに、次なるキャリアを政治の道に見出します。卒業大学別に先生方をリレーインタビューする本企画。山形大学5人目は、東北医科薬科大学心臓血管外科学講師の皆川忠徳先生です。最終回となる第4回は、現在の活動状況と、政治家を目指したきっかけなどについてお話をうかがいます。

6月といえばジューンブライド！実は妹が結婚しまして――身近な先輩・上級医には聞きにくい質問に、医者芸人 井たくま先生がユーモアたっぷりに答えます。どうぞお楽しみください。

春から初夏にかけて、さまざまな大学や中高で文化祭が開催されます。中でも東京大学の五月祭（ごがつさい）には興味津々の方が多いのでは？　東大キャンパスに足を踏み入れて教室内で東大生と交流できるチャンス。高校生のみならず、小中学生も「学校見学」の一貫として訪れることが多いようです。そこで5月24日（土）、25日（日）に行われた五月祭で、医学部や理科三類関係のブースやイベントを中心に回ってみました！

教授になるという決意と、新しい術式への常なる挑戦。須田先生を突き動かす思いとは――。大学時代やこれまでのキャリアを振り返りながら自らを語り繋いでいく「大学別リレー連載」。藤田医科大学岡崎医療センター呼吸器外科教授の須田隆先生は、留学後、どのようなチャレンジを経て、今の地位にたどり着いたのでしょうか。失敗を経ながらも、あきらめない須田先生の信念について語っていただきます。

離島から帰ってきた70歳のOB、百田先生。離島を引退すると決めた本当の理由とは――限界医局で奮闘する村田教授と、個性豊かな医局員たちの毎日を描く連載「村田教授と愉快な医局員たち」。どうぞお楽しみください。

開業をする以上、経営のことを考える必要があります。人件費やテナント料、検査委託料などかかる費用は多岐に渡ります。いったい、どの程度の収入を目標にすれば余裕をもって経営ができるのでしょうか。今回はDoctors LIFESTYLEが開業医の皆さんを対象に、1日の収入目標について調査を実施。結果を、開業医兼医療ライターの和田蔵人がレポートします。