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住友商事の100%子会社で船舶トレード事業(新造船、中古船、用船の仲介)を手掛ける住商マリン(東井直彦社長)は今夏、ギリシャのアテネに事務所を開設する。住商グループでは2021年、住商本体の船舶トレード事業を住商マリンに集約。以降、同グループの主契約 ...
イラン軍がホルムズ海峡封鎖に向けた対応を進めていたとみられることが分かったことを受け、海運会社は警戒感を強めている。現時点では「最大限の注意を払いホルムズ海峡の通航を継続している」(海運関係者)が、機雷の敷設などでリスクが高まれば配船が難しくなる可能性もある。ロイター通信は米政府高官の話として、イラン軍がペルシャ湾で艦艇に機雷を積み込んだようだと報じた。積み込みはイスラエルがイランを攻… ...
韓国造船大手サムスン重工業の1―5月の受注高は前年同期比32%減の26億ドル(約3744億円)だった。3―4月に一気に成約を積み上げた一方、手持ち工事量拡大で選別受注していることもあり、5月単月は成約がなかった。累計受注隻数は18隻で、船種別内訳はシャトルタンカー9隻、原油タンカー4隻、VLEC(大型エタン運搬船)2隻、コンテナ船2隻、LNG(液化天然ガス)運搬船1隻となっている。5… 続きはログ ...
飯野海運は2日、創業記念日に向けて大谷祐介社長が行ったあいさつを公表した。同社は1日に創業126周年を迎えた。大谷社長は「グループのカルチャーである機動力を生かし、先進的な取り組みに挑戦してきた人材によるもの。今後さらに発展していくために、さらなる人的資本の強化を目指していく」と述べ、次期中期経営計画で人材戦略と成長戦略を連動させる方針を明らかにした。大谷社長は6月30日、飯野海運グループ… ...
鉄鋼原料を輸送する18万重量トン級ケープサイズバルカーのスポット用船市況の軟化が続いている。2日付の主要5航路平均レートは前日比435ドル安の日建て1万6242ドルと12営業日続落。6月の決算期末に資源大手が鉄鉱石出荷ペースを高めていた反動で、7月積みの用船活動がスローダウンしている。ギニア積みのボーキサイトも雨期(5―10月ごろ)入りで鈍化しており、秋以降の需要期までは停滞感が続く可能性がある… ...
大阪港・大阪府営港湾の利用企業の動きが活発化している。RORO船事業を手掛ける大王海運は1日、千葉市に新倉庫を設置することを明らかにした。混載貨物を千葉港まで海上輸送し、倉庫から利用者までの2次配送を行うサービスを検討。関西から関東や東北への長距離輸送でのモーダルシフトを推進する。総合小売業最大手のイオングループのイオントップバリュは、大阪港からの輸出を新たに開始した。同日、大阪港湾局など… ...
デンマークの不定期船大手ノルデンは1日、スープラマックスバルカー1隻とMR(ミディアムレンジ)型プロダクト船1隻を売却したと発表した。両船とも用船契約のパーチェスオプション(=PO、購入選択権)行使後の売船となる。ノルデンの年初来の売船は計16隻に達し、うち10隻をPO行使後の転売が占めている。今回売却したスープラマックスはPO行使直後の売却。MR型は昨年末にPO行使を表明し、5月にノルデ… ...
古野電気は2日、同社が製造・販売している航海通信機器がサイバーセキュリティー認証の審査に合格したと発表した。認証機関はノルウェー船級協会DNV。航海通信機器で同認証を取得したのは国内初となる。IACS(国際船級協会連合)は2023年、サイバーセキュリティーに関する統一規則(UR)を2件公表し、24年7月1日以降の建造契約船に対して義務化した。同2件は、主に舶用メーカーが対象となる船舶… ...
■名村造船所伊万里 ケープサイズバルカー「GLOBAL FUTURE」 名村造船所は6月26日、伊万里事業所(佐賀県伊万里市)で建造していたMTOマリタイム向けケープサイズバルカー「GLOBAL FUTURE」=写真=を引き渡した。新規開発の18万2000重量トン型バルカーの第1船。EEDI(エネルギー効率設計指標)フェーズ3に対応する。〈主要目〉全長291・92メートル▽幅(型)45… ...
日本郵船は2日、秋田県大仙市にサケふ化場改築事業への支援として100万円を寄付すると発表した。昨年に続いての寄付となり、郵船は地方自治体や地域企業との協力を強化して持続可能な社会の実現に貢献する。大仙市のサケふ化事業は130年の歴史がある。同市営水産ふ化場は国内唯一の内陸型で、昨年は約160万匹の稚魚を放流した。一方、近年は海流が変化しており、環境変化に強いサケを育成するため、ふ化場の改築… ...
トランスコンテナの新社長に、郵船ロジスティクス執行役員を務めていた磯部雅巳氏=写真=が6月16日付で就任した。友膳誠司社長は同日付で退任し、特別顧問に就任した。いそべ・まさみ 87(昭和62)年郵船航空サービス(現郵船ロジスティクス)入社。同社人事部長兼グローバルHRグループ長、同社執行役員南アジア・オセアニア地域チーフリージョナルオフィサー(タイ)など経て、25年4月にトランスコンテナに… ...
台湾船社のTSラインズが船隊整備を加速している。複数の外紙報道によると、同社は中国船舶集団(CSSC)傘下の中船黄埔文冲船舶と5000TEU型5隻プラス・オプション5隻の建造契約も結んだ模様だ。建造総額は最大6億2500万ドル(約900億円)とみられ、2028年の引き渡しを予定しているという。TSラインズの7月3日時点での運航船腹量は40隻・10万3796TEUで、世界20位に位置する。こ… ...
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