「いい花が付いて、良かった」。日本のリンゴ生産量の６割を占める青森県の最大産地、弘前市の果樹農家３代目、蒔苗勝也さん（３８）と父勝久さん（６６）が５日、開花した枝を見上げ、言った。

２０２５年は、明治政府が全国に西洋リンゴの苗木を配布して１５０年、世界に誇る国産品種「ふじ」が生まれて８５年。年間企画「リンゴのきもち」は、大きな節目の大きな試練に耐えた架空のリンゴ一家とともに、産地の営みや挑戦、時代の変化を伝え、農業の明日を考える ...

【ひろしま】「広島和牛」に新たな息吹を――。県立西条農業高校の生徒が育てた「神竜粋吹」（父＝神竜岩田、母の父＝沖茂神竜）が広島血統再構築種雄牛に登録され、精液の供給を始めた。全国和牛登録協会などによると、高校生が飼養した和牛が種雄牛に登録されるのは県 ...

【熊本・果実連】ＪＡ熊本果実連は昨年の猛暑でミカンの日焼け果や裂果、梨のみつ症など障害が多発し、生産量が大きく減ったことを受け、気候変動や温暖化に対する独自の生産者支援策を展開した。遮光ネットなど高 ...

思いもよらない場面で温かな言葉をかけられると、うれしくなる▼ある私鉄の車掌さんが自分の言葉で車内放送するのをテレビで見た。車窓の見どころを紹介し「移りゆく季節ならではの風景をお楽しみください」、帰宅 ...

抜本的な政策を矢継ぎ早に推進するトランプ大統領に、農業関係者は困惑と不安を隠せない。４月９日、「相互関税」いわゆる“トランプ関税”の発表から１週間後。日本をはじめとする貿易相 ...

【熊本・果実連】ＪＡ熊本果実連は昨年の猛暑でミカンの日焼け果や裂果、梨のみつ症など障害が多発し、生産量が大きく減ったことを受け、気候変動や温暖化に対する独自の生産者支援策を展開した。遮光ネットなど高 ... 続きを読む ...

和牛子牛価格が回復している。頭数不足で価格を上げた前月から、もう一段上げた。ＪＡ全農によると、２０２５年４月の全国主要家畜市場の１頭平均価格は前月比５・８％（３万７２５１円）高の６７万６３４０円。繁 ...

仕事に行きたくない──。大型連休が明け、そう感じる人は多いだろう。新採用職員の中には、早くも「退職」を考えている人もいるかもしれない。ＪＡや農業法人など組織にとって新採職員の早期離職は大きな損失だ。誰もが働きやすい組織に変わることが持続可能な職場をつ ...

石破政権は大型連休が明けた後も、内外の難題への対応を迫られる。トランプ米大統領による高関税政策を巡る日米交渉の行方が最大の焦点。夏の参院選に影響を与えるのは必至で、関税協議は石破茂首相の命運を左右す ...

【岐阜・いび川】岐阜県揖斐川町の北方神社で、春の例大祭「北方祭り」が開かれた。地元の保存会が、五穀豊穣（ほうじょう）を祈願する伝統芸能「ねそねそ祭り（田遊び）」を奉納し、多くの地元住民が楽しんだ。「 ...

【ワシントン共同】ロリンズ米農務長官は５日、ホワイトハウスで記者団に、関税交渉の関連で日本を訪れる予定だと表明した。日本への米農産品の輸出拡大を主張する可能性がある。ロリンズ氏は貿易交渉の進捗を問わ ...