［３日 ロイター］ - 欧州中央銀行（ＥＣＢ）が３日公表した６月の理事会の議事要旨によると、ユーロ圏の政策当局者は世界貿易を巡る不確実性の高まりを踏まえ、過度な金融引き締めとならないよう金利を引き下げたことが示された。

きょうのユーロドルはＮＹ時間に入って一時１．１７ドル台前半に下落したものの、動きが一巡すると下げ渋る動きが出ている。この日の米雇用統計が底堅い米労働市場を示したことでドル高が強まり、ユーロドルは一時売りが強まった。

ＥＣＢ（欧州中央銀行）理事会が１日、中央銀行資金をＤＬＴ（分散型台帳技術）取引に活用する２本立ての計画を承認した。

会議で講演したECBのクリスティーヌ・ラガルド総裁は、投資家がドルの代替を探していることを指摘し、ドルの弱さは「明らかに何かが壊れている」ことを示唆しており、それが「修復可能かどうかは不明確」だと述べた。

［シントラ （ポルトガル） ２日 ロイター］ - ...

【シントラ=南毅郎】欧州中央銀行（ECB）が主催する国際金融会議「ECBフォーラム」が6月30日、ポルトガルの景勝地シントラで開幕した。ラガルド総裁は演説で「物価の安定を確保するために何でもやる」と述べ、金融政策を機動的に判断していく考えを示した。E ...

ＥＣＢ議事録（6月5日開催分） 基調的なインフレ率の主要な指標は、中期的にはインフレ率が２％の目標付近で安定化する可能性を示唆 金利は既に緩和的な水準にあるとの主張も 不確実性が高まる中、第２四半期のユーロ圏の成長が鈍化していることを示した ...

【シントラ=南毅郎】欧州中央銀行（ECB）は30日、金融政策のあり方をまとめた戦略検証の結果を公表した。これまで定めてきた2%の物価目標を再確認した上で、現状の政策手法は「新たなショックへの機動的な対応を可能にする」と結論づけた。戦略検証は新型コロナ ...

2％のインフレ目標再確認、大幅な乖離に対し強力な対応の構え あらゆる政策手段を維持、新たなショックに迅速対応へ 欧州中央銀行（ECB）は30日、戦略見直しの結果を発表した。2021－22年のインフレ急上昇の教訓を生かすと共に、今後はこうした衝撃 ...

「7月に金利を変更しないことは合理的である」とミュラー氏は発言した。「秋について議論するのは時期尚早だが、ユーロ圏経済が我々の予想よりもはるかに弱くならない限り、現在のサイクルでさらに大幅に金利を引き下げるべきではないと考えるのも合理的である」。

「ＥＣＢは為替レートを目標にはしていないが、為替は実際、インフレ動向や経済成長に影響を及ぼしている」とカザークス氏は指摘。「為替レートは今年大きく動いており、これはインフレを抑制するだろう。ユーロがさらに大きく上昇すれば、インフレや輸出を下押しし、追 ...

エスクリバ・スペイン中銀総裁 対称的な２％目標はＥＣＢの主要な指針として維持されるべき 新たな時代は、重要な局面で積極的な政策を必要とする 新たな時代は、一時的な出来事に対しては忍耐を要する ...