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インド北部 カシミール 地方で4月22日に起きたテロの報復として、インド軍が7日、 パキスタン 領内を攻撃した。「30年にわたり築かれたテロのインフラ」をたたくという作戦だが、 核兵器 を保有する両国の更なる衝突に発展しかねない危険性をはらんでいる。
インドが実効支配する北部カシミール地方で観光客ら26人が武装勢力に殺害された事件を受けて、インド軍は7日、パキスタンを拠点にするテロ組織の拠点9カ所に空爆を実施したと発表した。パキスタン軍は26人が死亡し、46人が負傷したとして反発。核保有国同士の緊張がさらに高まっている。
【NQNシンガポール=高和梓】7日のインド株式相場は続落して始まった。主要株価指数のSENSEXの始値は前日比692.27ポイント(0.85%)安の7万9948.80だった。インド軍がパキスタンとの係争地カシミールのパキスタン支配地域とパキスタン領内にあるテロリストの拠点を攻撃したことで、両国の応酬が激化することを懸念したリスク回避の売りが出た。ただその後、英国 ...