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教皇の選出は、単なる宗教的儀式にとどまらず、国際社会にとっても大きな関心事だ。というのも、ローマ教皇は世界14億人以上のカトリック信者を導くだけでなく、貧困、紛争、環境といった地球規模の課題に対して、道徳的・精神的なリーダーシップを発揮する存在でもあ ...
電子廃棄物とは? 電子廃棄物(E-waste)は、乾電池や電子機器の廃棄物であり、世界的に最も急速に増加している廃棄物のひとつです。コンピューター、携帯電話、大型家電製品、医療機器などが電子廃棄物に含まれます。 国連グローバル電子廃棄物統計パートナーシップの報告「The Global E-waste ...
RECOMPOSEが行う「堆肥葬」とは? 「ナチュラルでオーガニックな還元(Natural organic reduction)」と名付けられた堆肥葬は、人間の死体を自然な形で生分解して堆肥に変え、養分として新しい命へ循環させる葬送方法だ。 死後、遺体はオーガニックなウッドチップで敷き詰められた再利用可能な ...
Director’s message ディレクターからのメッセージ アムステルダムのリペアカフェを初めて訪れたのは、2022年秋にオランダを旅行しているときのことでした。そこに来ていた車椅子のおじいさんが取り出したのは古い壁掛け時計。故障を調べている修理人を見たとき、「彼らが本当に直しているの ...
少子高齢化が進む日本社会で近年深刻なのが「空き家」問題だ。 日本政府 によると、日本の空き家は1998年から2018年20年間で、約1.9倍(182万戸から347万戸)に増加しており、今後も急速に増加していくと予想されている。空き家が放置されると、建物の劣化による倒壊や崩壊、火災、ごみの不法 ...
近年、プラスチック製レジ袋への規制が世界中で進んでいる。国連環境計画(UNEP)の2018年の報告書によると、プラスチック製レジ袋に禁止や有料化など何らかの規制を施している国は、世界127か国にのぼるという。ご存じの通り日本でも、2020年7月からレジ袋が有料化された。 プラスチック製 ...
エシカルファッションとは エシカルファッション(Ethical Fashion)とは、直訳すると「倫理的・道徳的なファッション」のこと。かみくだいて表現するなら「人と地球にやさしいファッション」。具体的には、素材の選定、生産、販売までのプロセスで人と地球環境に配慮して作られた ...
京都が抱える食品ロス問題を知った安居さんは、欧州在住時に目にした数々の実践をヒントに、梅酒の梅の実、生八ッ橋、酒かす、おから、レモンの皮など、老舗店も多い京都ならではのロス食材を活用した洋菓子「八方良菓の京シュトレン」を地元の料理人とともに開発。市内3ヶ所の福祉 ...
お財布。キーチェーン。蝶ネクタイ。私たちが普段から何気なく身につけているこれらの製品を、あなたは自分自身の手でつくる自信はあるだろうか。 もし自信がないとすれば、それはあなたにモノづくりの能力がないのではなく、自らが持っていたクリエイティビティをいつの間にか忘れて ...
グローバルサウス(Global south)とは? 明確な定義はないが、主に新興国・発展途上国・第三世界と同様の意味で用いられる。1964年に77か国の発展途上国で発足した国連の「G77」に中国を加えた「G77プラス中国」を指す場合もあるが、近年では中国を除く意味で使われることが多い。 南北問題と ...
コーヒーかすから、使われなくなった衣服、古びた家具、古いパソコンや携帯などの電子廃棄物まで――これまで「ごみ」として捨てられていたものの見方を変え、より価値のあるものとして生まれ変わらせる。そんなアップサイクルに取り組む企業が世界で増えてきた。「原料」に戻すのでは ...
旅のテーマは、気候危機をはじめとする喫緊の社会課題を前にして、世界中で注目が高まっている新たな経済・社会概念「サーキュラーエコノミー(循環経済)」。瀬戸内には、この「循環」の本質を考える上でのエッセンスが詰まっている。 今回の旅では、瀬戸内の歴史や文化に根付く ...