トカラ列島近海では6月21日以降、震度1以上の地震が千回以上観測されている。7月3日夕には悪石島で震度6弱の地震があった。村によると、その時点で島内にいるなどしたのは76人で、全員の無事が確認された。3日までに人的、物的被害は確認されていない。

巨大地震への備えは十分か、再確認が必要だ。 政府は南海トラフ巨大地震の被害想定に基づき「防災対策推進基本計画」を改定した。対策推進地域として６県１６市町村を追加指定し、７２３市町村に拡大。県内から今帰仁村が追加指定された。

南海トラフ地震について、政府は2025年3月に「最悪の場合、死者は29万8千人、全壊の建物は235万棟」という新たな被害予想を発表しました。これを受け、被害を少なくするための防災計画を見直しました。

最悪の場合、死者が29万8000人に上ると想定される南海トラフ巨大地震について、政府は、今後10年間で想定される死者数をおおむね8割減らすとする目標などを盛り込んだ防災対策の基本計画を決定しました。11年前の目標からほぼ変更せず、対策の進展状況を毎年 ...

7月4日午前7時すぎ、鹿児島・悪石島からの避難を希望する0歳から80歳までの住民13人が、鹿児島市に向けて出発しました。 6月21日から、3日午後5時までに観測された震度1以上の地震は、1050回。

鹿児島県のトカラ列島近海で活発な地震活動が続く中、発生が懸念される南海トラフ地震との関連について専門家は、「地震のメカニズムが全く異なるため影響はない」としたうえで、自分ごととして捉え、日頃から地震や津波への備えを進めてほしいと話しています。 鹿児島県のトカラ列島近海では先月から活発な地震活動が続いていて、３日はこれまでで最大の震度６弱の揺れを観測しました。 海域の地震津波観測に詳しい香川大学の金 ...

推進地域の大半の自治体では、南海トラフ地震で震度6弱以上の揺れや高さ3メートル以上の津波が想定されている。地域内では各自治体のほか、不特定多数の人が出入りする施設の管理者などが災害発生時の対応などをまとめた計画の作成を求められる。

南海トラフ巨大地震の減災目標として政府が掲げたのは、2014年の計画を踏襲する「10年間で想定死者数8割減」だった。これまでの対策では微減にとどまったが、発生から5分以内の避難が浸透すれば津波の死者を大幅に減らせると見込む。高齢者が増えるなかで速やか ...

【読売新聞】　政府の中央防災会議（会長＝石破首相）は１日、最大クラスのマグニチュード（Ｍ）９級の「南海トラフ地震」について、最新の被害想定に基づき「防災対策推進基本計画」を改定し、公表した。今後１０年間で直接死の死者数８割減、建築物 ...

防災対策の「1丁目1番地」とされる建物の耐震化。1日に改定された南海トラフ地震の防災対策推進基本計画は住宅の耐震化率を2035年までに100％に近い状態にするとの目標が掲げられた。一方で、熊本地震や能登半島地震でも重要と指摘された2000年改定の最新 ...

香川県は1日、南海トラフ巨大地震について、独自の被害想定を公表した。最大クラスの地震・津波が発生した場合、最高津波水位は高松とさぬき両市で4・2メートル、最大震度は全市町で6強以上となった。

内閣府の中央防災会議は1日、南海トラフ巨大地震の防災対策推進基本計画を11年ぶりに改定した。最大29万8千人と想定する死者数を今後10年でおおむね8割減、最大約235万棟と想定する全壊焼失建物の被害を5割減とすることを目指す。重要施策の進捗（しんちょ ...