ベンガルール、旧称バンガロールは、インド南部・カルナータカ州の州都。南アジア有数の世界都市。 デカン高原の南、カルナータカ州南西 …ベンガルール、旧称バンガロールは、インド南部・カルナータカ州の州都。南アジア有数の世界都市。 デカン高原の南、カルナータカ州南西部のマイソール高原の上に位置し、標高は920m。市域人口は842万人に達し、インド第3の人口である。2016年の都市圏人口は1,016万人であり、同国第4位の大都市圏を形成している。インドにおけるIT産業の中心都市。イノベーション都市として知られる。 ベンガルールの名が歴史に登場するのは西暦900年ごろだが、当時は住民がほとんどいない状態だった。都市としての記録が見られるのは1537年、ヴィジャヤナガル王国の配下の領主、ケンペ・ガウダ1世が泥で市城を築き都市を設計し、ヴィジャヤナガル王国の地方都市として計画都市と化した以来のことである。後にマイソール王国の一部となり、後には首都として繁栄した。